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3ステップ・ドリル

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January 04, 2024

基礎練習方法の一つである、「3ステップ・ドリル」を紹介します。
3ステップ・ドリルは、エントリーレベルからプロレベルまであらゆるボウラーに有効な練習方法です。
また、トーナメント終盤のオイルが少なくなったレーン状態において、ボールラックの前から投球する際にも活用できます。

3ステップ・ドリルの目的

  • アプローチを進むテンポ・タイミングを習得する
  • 現代のボウリングにおいて有効な「手遅れ」のタイミングを習得する
  • 高回転/高スピードのボールを投球するために必要な「パワーステップ」の踏み方を習得する
  • オイルが少ないレーン状態において、ボールラックの前から投球する際にも活用できる

3ステップ・ドリルの取り組み方

  1. ボールを持ってファールラインドットから3歩半手前に立ち、下記のスタートポジションをとります。
    1. 右足に体重を乗せ、左足を少し後ろに下げます。この際、左足のかかとは上がっていて構いません。
    2. 通常のアドレスと同じように、両手でボールを持って構えます。
    3. 上体は10°~20°程度前傾しておきます。
  2. ボールを少し前に出してスイングを始めます。
  3. 1歩目を踏む前にダウンスイングに入り、ボールが最下点を通るタイミングで1歩目を踏みます。
  4. 振り子のように重力にまかせてバックスイングに入ります。
  5. バックスイングに合わせて上体の前傾を深くしていきます。
  6. ボールがスイングトップに到達するタイミングで2歩目を踏みます。2歩目は「パワーステップ」で、1歩目から1足~1足半ほど前に「小さく・速く」踏みます。
  7. スイングトップにボールが到達したら、左足を前に出しスライドします。右足にかかっていた体重を左足に重心移動します。同時にスイングトップで前方にある左腕を、リリースにかけて体の横に引いてきます。
  8. スライドが止まったら、手のひらは前を向いたまま、肘は体に沿って内側にキープしながらボールをリリースします。
  9. フォロースルーで右手はスイングライン上をまっすぐ通り、顔の前にきます。

適切に行えている場合は、ボールが前方向に回転しながら進みます。
ファールライン・ドリルスイング&スライドと同じ感覚でリリースできているか確認しましょう。

※右利きボウラーを想定し記載しています。左利きボウラーは左右反転して取り組んでみてください。

Text,Edit:Ariyoshi Ono

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