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ハウスボールの選び方

  • #ハウスボール
  • #ボウリング
  • #基礎知識

January 04, 2024

ボウリングで良いスコアを出すために、自分に合ったボールを選ぶ事はとても大切です。自分に合った重さや指のフィッティングは、投球の安定性に直結します。しかし、「どのボールが自分に合っているのか」ということは、ボウリング場に行くと多くの人が悩むポイントでもあります。

本記事では、ボールの選び方の基本について紹介します。

ボールの選び方の基本

ボールを選ぶ際に考慮する要素は2つです。

  • 指のフィッティング
  • ボールの重さ

下記より1つずつ詳しく紹介していきます。

指のフィッティング

ボウリングボールは中指・薬指と親指の3本の指を指穴に入れて持ちます。
中指・薬指は第2関節まで、親指は付け根までしっかりと入れます。

ハウスボールはボウリング場に訪れる多くの人が投げられるように指穴が大きめに空いているため、3本の指全てがぴったりフィットするボールを見つけることはとても難しいです。そのため、投球の安定のために特に重要となる、親指のフィッティングを優先して選びましょう。

親指を入れた時、親指の側面が指穴に少し触れる程度であることがフィッティングの基準です。
指穴に入れた親指を左右に軽く回してみて、親指が無理なく回ればフィットしています。この時に、親指だけが回らない状態であればきつすぎる状態で、反対に親指の側面が指穴にまったく当たらない状態であれば緩すぎる状態です。

ボールの重さ

ボールの重さは「ポンド(pound / lb)」の単位で表記されています。※1ポンド=約0.45㎏
ルール上、最大重量が16ポンドまで、最小重量の規定はありません。4ポンドまたは5ポンドから、16ポンドまでのボールが用意されているボウリング場が多いようです。

重さを決める時には、多くのピンを倒せることと、思い通りにスイングすることのバランスを考える必要があります。
重いボールであるほど、ピンに当たった時にはじかれづらくなり、より多くのピンを倒すことが出来ます。一方で、ボールを思い通りにスイングすることは難度が高くなっていきます。また、長いゲーム数を投げる際には疲労が早く出ることも重いボールのデメリットとして挙げられます。
軽いボールは上記の逆で、比較的思い通りのスイングがしやすく、疲労も出にくい一方で、ピンに当たった時にはじかれやすく、重いボールに比べ多くのピンを倒すことの難度が高くなります。

一般的に下記のような重さを選ぶことが多いようですが、骨格や筋力の個人差により適したボールは変わるため、参考値として目安にしてください。

  • 子ども:4ポンド~9ポンド
  • 女性:6ポンド~11ポンド
  • 男性:8ポンド~13ポンド

優先して選ぶべき要素は?

ボウリングのスコアアップに最も重要なことは「狙った位置にボールを投げられること」です。どれだけ重いボールを投げたとしても狙った位置にボールが投げられなければ多くのピンを倒すことは出来ません。そして「狙った位置にボールを投げられる」状態になるために、大切なことは指のフィッティングです。指のフィッティングが合った状態であれば、ボールを安定してスイングしやすく、指が抜ける位置も一定にしやすくなるため、狙った位置にボールを投げやすくなります。

したがって、ハウスボールを選ぶ際には、まず指のフィッティングが最も合うボールを探し、次にボールの重さを決めてみてください。

1つに決められない時は、それぞれ何球か投げてみて最もフィットするボールを選ぶのもいいでしょう。

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